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「を思う」と「を考える」

「-を思う」と「を考える」の使い分け

「―を思う」とすべきだと思う文

  • 息子の将来を心配に思う。
  • 明日を楽しみに思う。
  • この映画は興味深いように思う。

「を考える」とすべきだと思う文

  • 新曲の歌詞を考える
  • 家具の素材を考える
  • コンピュータの構成を考える

「を考える」については思いつきやすいけれど、「-を思う」を使うべき表現が中々思い浮かばない。

 

両者の違い

「-を思う」は思考を伴っていない。

「息子の将来を思う」でも「息子の将来を考える」でもどっちの表現もおかしくはない。「思う」だとそこに感情以外のものはなく、ただ期待したり心配したりしている状態。「考える」とする場合は、もっと具体的な何かが生まれる。行動であったり、予想だったり。両者の違いの一つは、その結果に何かが生まれているかどうか。

 

また「思う」という行為には、目的がないのに対して「考える」という行為には目的がある。「考える」というのは手段であり「思う」というのは手段でも目的でもなくて、何か刺激に対する反応と言えると思う。

 

「思いこむ」と「考えこむ」 「思い出す」と「考え出す」

 

「思い出す」と「考え出す」の違いはパッと思いつく。前者はもともと自分の頭の中にあったものをそのまま出すのに対して、「考えだす」は自分の頭の中にあった物事を加工して出すこと。

 

「思いこむ」は別の結果になる可能性がなく、「考えこむ」は別の結果になる可能性がある。つまり「思いこむ」というのは元々の思いを一層強化させているのに対して「考えこむ」というのは考えが強化される以外に転換したり、捨てたりする可能性がある。